11月6日(土)
今日は土曜日で仕事は休み。午後から妻と一緒に息子を大里こどもクリニックへ連れていきました。
ヘソはそのままで大丈夫ということでしたが、停留睾丸であることが判明しました。タマタマがお腹の中に留まっているそうです。先生によると、新生児には結構見られる症状で、時間が経てば自然に下りてくることもあるので、しばらく経過を見ることになりました。場合によっては手術が必要になるかもしれません。あと、足の甲と手の甲の湿疹については、悪化するようであれば来てくださいということでした。
11月7日(日)
おっぱいが欲しい時のサインを息子が見せるようになりました。自分の拳をチュッチュッと吸う仕草です。
11月8日(月)
ポッドキャスト「ヴォイニッチの科学書」(10月16日配信)より
赤ちゃんは統計分析が得意で、科学者のように目の前の状況を統計的に判断し、そこから結論を引き出すことによって、周囲の世界について学んでいる。得られた手掛かりから因果関係を理解するのも得意だ。
一方で、子どもは自分よりも知識のある人が何かを教えてくれていると判断すると、自分で統計分析を行うことをやめてしまう。
何の説明もなく、おもちゃを渡された子どもは、歯車が動く仕組みを探るように遊ぶ。その様子は、まるで実験をしているようにも見える。
幼い子どもは、無意味な考えや行動を抑制する前頭前皮質と呼ばれる人間特有の脳領域の制御が不十分だ。それゆえに自由な探索ができるのである。
赤ちゃんや幼児は単なる未完全な大人ではない。変化し、想像し、学び、探求するために進化によって見事に設計されている。このような能力こそが人間の本質で、人生の最初の数年間に純粋な形で現れる。私たちが人間として価値ある成果をなし遂げられるのは、かつて大人に依存する無力な子ども時代があったからである。幼年期や子育ては私たちの人間性にゆとって不可欠なのである。
11月9日(火)
午後、会社を休んで妻と息子を浦添総合病院へ連れて行きます。
妻は体重がやや減っているものの、順調に回復しているようです。息子は、体重が2700gをようやく超えました。
会計を待っている時に、小児科の看護師さんから私のスマホに電話が入りました。息子が検査で引っかかっているので金曜日の午後、産婦人科ではなく小児科へ来てほしいとのこと。
いったい何の検査で引っかかったんだぁ?
看護師さんも詳しいことは言わなかったので余計気になります。
11月10日(水)
起きている時は手足をずっとバタつかせています。
妻によると、ソファの上でオムツを替えようとしていたら、手足をバタバタさせているうちにソファから落ちそうになったそうです。
全身の筋力が日に日に強くなってきているのを感じます。特に蹴るような動きの力は、ジャンプできるのではないかというくらい強い。妻のお腹の中にいた頃から、しょっちゅうポンポン蹴とばしていましたから。
11月12日(金)
浦添総合病院へ息子と妻を連れていきました。
先日、看護師さんからの電話で、検査で引っかかったというのは「先天性代謝異常」というものだったそうで、今日はその再検査です。
体重を計り、先生の診察を受け、採血します。採血の際はかかとを切るのですが、親も採血ルームへは入ることができません。採血ルームへ入ってしばらくすると、息子の大きな泣き声が聞こえてきました。戻ってきても泣いていましたが、妻がおっぱいをあげるとすぐに泣き止んで眠ってしまいました。
今日の検査の結果は1カ月検診の時に分かるそうです。
「先天性代謝異常」について調べてみました。
「子供と赤ちゃんの病気ガイド」HPより
酵素の欠損や働きが十分でないため、体内の代謝がうまくいかず、余計な物質がたまったり、必要な物質が不足して発育障害、知的障害、意識障害など全身に影響を与える病気。出産直後から意識障害、痙攣などが起こる。成長とともに発育障害、知的障害、退行など、病状の出る時期や状態は病気によって異なる。
いやいや、ちよっと、これは、なかなか、親としてはとても気になる記述ではありませんか。検査結果が分かるのが1カ月検診の時だなんて、その間ほっといてもいいのでしょうか。
幸い、意識障害や痙攣などないのですが…。
11月13日(土)
天気が悪いせいか、泰輝は少々ご機嫌斜め。ぐすっておっぱいをあげてもなかなか寝付きません。
大人だって、天気の悪い日はなんとなく気分が落ち混んだり、頭が重くなったり、関節が痛くなったりしますから、赤ちゃんもなんか調子が悪くなるのでしょう。
夕方から夜はぐっすり眠ってくれました。
11月14日(日)
おっぱいが十分に出ていない分、ミルクもあげているのですが、その回数と量がかなり増えてきました。
顔がふっくら丸みが出てきたように感じます。
手足の湿疹はほとんど治りました。代わりに今度は左右のほっぺに少し湿疹が出てきています。