11月15日(月)
2,3日前から右肩に痛みがでているのですが、日に日に強くなり、今朝は車のハンドルを回すのもちょっと辛くなったので、会社の近くの整形外科へ。
診断の結果、「五十肩」と言われました。筋の炎症で痛むそうです。とりあえず、炎症止めの注射を2本打ってもらったのですが、なんか針が普通の注射よりも太く、打つ時めちゃくちゃ痛かったです。それにしてもぴったり50歳で「五十肩」になるとは。
泰輝は手足の動きが力強く、スピーディになってきました。顔の表情も生き生きしています。目に見える範囲が広くなって来ているのかもしれません。呼びかけるとこちらを向くようになりました。
ヘソはほんの少しじくじくしているだけです。
顔の湿疹は昨日より広がっています。痒そうにしている様子もありませんし、大丈夫でしょう。
11月16日(火)
昨日の注射の効果は絶大で、「五十肩」の痛みはほとんどなくなりました。動かすときに、すこし引っかかる感じがする程度です。
泰輝は「あー」とか「うー」とか、いろんな声を出しています。
おっぱいやミルクを頻繁に要求します。体重が増えているのでいょうか。
今日はイビキも大きく聞こえます。
11月17日(水)
妻によると、泰輝が昼間、寝ている時に声を出して笑ったそうです。楽しい夢でも見ていたのでしょうか。表情を見ていると、意識的に目を見開いたり、笑ったりしているようにも見えます。
今日は、昼間、妻は泰輝を実家の義母に預け、自ら車を運転して歯医者へ行ったそうです。妻がいなくても泰輝はグズらなかったといいます。毎日義母には会っていますから、身内の一人だと認識しているのかもしれません。
11月18日(木)
泰輝の泣き声が随分力強くなりました。
寝る時に、顔を右側に向ける癖があるようで、左側に向けてもすぐ右向きに戻します。その方が気持ちいいのでしょうか。
11月19日(金)
浦添総合病院より電話がありました。先日の再検査の結果、異常が認められるので、南部こども病院で精密検査をうけるように、という内容です。「先天性代謝異常」ということですが、どういう病気なのでしょう。とにかく精密検査を受けないと分かりません。
妻はかなりショックなようです。
「こんなに元気にしているから、きっと大丈夫!」
とは言ったものの、私も内心、不安なのです。
当の泰輝は食欲旺盛で、起きている間はしょっちゅうミルクを飲んでいるような感じ。一回の量を増やしてもいいのかも。
11月20日(土)
妻によると、今日、保健婦さんが訪ねて来て、色々とアドバイスしてくれたそうです。
まず、ミトンは止めた方がいいということ。手でいろんなものに直接触れさせることが大切だとか。
母乳が出ていれば、粉ミルクはあげなくてもいいそうです。
そして、泰輝の頭の形を見て、
「この子は出産の時に、自分でとても頑張って生まれて来ていますね。お母さんとの息もぴったり。とても上等です」
と、言ってくださったそうです。
泰輝の後頭部が尖っているのがその証拠らしいのですが、私は新生児はみんな後頭部が尖がっているのかなと思ったら、そうでもないのでしょうか。
11月21日(日)
泰輝は、仰向けに寝かせると手足をバタバタ動かしています。今にも寝がえりをしそうな感じ。うつ伏せにすると、足を動かしてハイハイの動き。首もすわっていないのに、君にはまだ無理だよ。
11月22日(月)
泰輝の精密検査のため、南部こども医療センターへ。
レントゲン、採血、採尿の検査を受けます。
レントゲンでは台の上に動かないように縛られては泣き、採血で右手の甲の血管に針を刺されては泣きますが、しばらくすると泣きつかれたのかすやすやと寝てしまいました。
担当の先生によると、詳しい検査結果は2週間後。今日出た数値には異常はみられないが、念のため検査結果が出るまでは母乳は止めて、大豆から作られているミルクを飲ませるようにとのこと。疑いがあるのは「ガラクトース血症」という代謝異常の病気です。
先生からの説明を受けたあと、待合室のソファで妻が泣きました。
まだ、正式な結果が出たわけではありません。今の元気な泰輝を見よう。検査結果が出るまで母乳をあげられないのは寂しいかもしれないけれど。
ネットで「ガラクトース血症」について調べてみると、悪いことばかり書かれています。うーん、妻には言わないでおこう。まだ疑いがある、という段階ですから。
11月23日(火)
泰輝は相変わらず元気で、食欲はますます増しています。
昨日、病院から指示された「ボンラクト」という大豆ミルクを飲ませているのですが、1回に60ml飲ませてもまだ飲み足りない様子です。そういえば、ウンチの回数も少ないように気がします。
昼寝している時に「アー」とか「ウー」とか寝言を言ってしました。
11月24日(水)
祝日を挟んで今日も泰輝を南部こども医療センターへ連れて行きます。
今日はCTスキャン検査です。
造影剤を打ちながら調べるので、左足の血管に注入器を取り付けるために処置室に一人連れていかれました。おそらく小さいゆえに注入器を取り付けるのに苦労しているようで、30分ほどずっと泰輝の泣き声が聞こえています。
処置室から出てきた時は、泣きつかれたのかヘロヘロの状態でした。
さらに軽い睡眠薬を飲まされてぐったり。意識朦朧の状態でCTスキャンの検査室へ連れて行かれました。
生まれてまだ1カ月もたっていないのに、こんな小さな体で泰輝は頑張っています。
検査結果が分かるのは12月13日になるそうです。