12月20日(月)
仕事でちょっと帰りが遅くなり、家に着いたのは9時過ぎ。泰輝はまだ起きていたが、ご機嫌斜め。
「とうちゃん、帰りおそいぞーっ」
と訴えているようです。
私がソファに座って、胸に抱っこしてやると、安心したのか、すっと寝てしまいました。
いつの間にか、私が泰輝を寝かしつけるようになっており、泰輝の方も、
「寝る時は父ちゃんと」
と思っているのかもしれません。
12月21日(火)
泰輝の右の耳たぶにかさぶたが出来ています。
自分でひっかいて血がでたようです。
左腕の前腕にも長さ3cmくらいのひっかき傷が2か所あります。
妻も、泰輝の爪が伸びすぎないように、爪切りには気を配っていますが、赤ちゃんの小さくて薄い爪は、どうしても柔らかい皮膚を傷つけてしまうようです。
体重がようやく4kgを超えました。片手で長い時間抱っこすると結構腕が痛くなってきます。
12月23日(木)
今日は祝日(天皇誕生日)で仕事は休み。
泰輝と遊んでいると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
まだ言葉にならない声にも、いくつかのパターンがあるようです。何か伝えようとしているのか、あるいは私が言っていることを真似しようとしているのでしょうか。
それから、最近よく笑うようになりました。
12月24日(金)
泰輝にとっては初めてのクリスマス・イプです。もちろん泰輝にはクリスマス・イブなんて関係なく、腹減ったぁ、と泣いて、眠いー、と泣いています。
顔色が少し悪いかなぁ、と思っていたら、ウンチがややゆるめです。お腹の具合がよくないのかな。大好きなお風呂も少しご機嫌斜めでした。
12月25日(土)
昨夜の不調はどこへやら。今朝はこの冬一番の寒さにもかかわらず、泰輝は起きるとすぐに手足をバタバタさせています。
頭の脂の汚れが落ちたと思ったら、別の所に出来てしまいました。WEBで調べてみると、この頃の赤ちゃんは、皮脂の分泌が盛んで、たくさんの皮脂で皮膚が守られている一方、過剰に分泌された皮脂が毛穴の周りで固まってしまうことがある、ということでした。その原因の一つとして、母親から受け継いだホルモンの影響が考えられるそうです。そのホルモンの影響も生後3か月過ぎた頃から無くなって、4カ月以降には自然に治るということですから、心配する必要はないようです。
ただ、そのままほったらかしにすると皮膚にくっついて取れにくくなるので、お風呂に入った時に、刺激の少ないシャンプーで優しく洗うことが大切、ということでした。
それにしても、この歳になってこういう情報を調べている自分に驚いてしまいます。

12月27日(月)
今日で満2カ月。生まれたばかりの頃とは、ずいぶんと顔つきも変わってしました。
面白いことに、泰輝の顔は見る角度によって、私の父や母に似ているところ、妻の父や母に似ているところがあります。横顔は私の父、あごからほっぺにかけては私の母、口元は妻の父、眉毛は妻の母というように。当然と言えば当然ですが、不思議です。
昨夜は寝付いてから、今朝の5時頃まで一度も目を覚ますことなく、眠っていました。睡眠のリズムが出来つつあるようです。
12月29日(水)
妻と泰輝を浦添総合病院へ連れて行きました。
妻の出血が続いているので診てもらったのですが、特に異常はみられないということでした。出血を止めるためのホルモン剤を出してもらいました。
泰輝は寒くなっているにも関わらず、風邪もひかずに元気です。

12月30日(木)
今日から、初めて泰輝を連れて長崎の実家へ帰省します。
ところが、空港に着いてみると、長崎便の飛行機は一応沖縄を出発する予定ですが、長崎の天候状態によっては引き返すかもしれないということになっているではありませんか。なんでも長崎地方は大雪が降っているらしいのです。年末に長崎で大雪なんて、記憶にありません。
もし、長崎に降りれずに沖縄へ戻ってくるとしたら、時間的に空港の外のパーキングに駐めている車をとれないことになってしまいます。
スマホで長崎の天気状況を確認すると、なんと暴風雪警報が出ているではありませんか。これでは長崎空港に着陸できたとしても、おそらく交通機関は全て止まっているに違いありません。泰輝もいるのに、空港に泊まるなんてまっぴらごめんです。
残念ですが、今回の帰省は諦めることにしました。
実家の父も母も、泰輝と会うのをとても楽しみにしていたのに…。