2月8日
ご無沙汰しています。
まだ京都は寒いです。
毎週土曜日の昼は学校の近くの喫茶店で、学年の先生と昼食を食べながら目いっぱいくつろぎ、最後に必ずウインナーコーヒーを飲むことになっています。
手紙に書いたかどうか、学年に川辺先生という30歳の独身の女の先生がいます。容姿はともかくとして、とても素敵な人です。現在付き合っている男性がいて、今はその人は独身ですが、離婚する前からの仲らしいです。私もその人をオヤジを通して知っていて、その人も私を知っています。
最初は、まさかその人と川辺先生が金妻みたいな関係であったとは知りませんでした。とても素敵な40前の人ですが、ちょっとした集まりの時、川辺先生とその男の人(川口先生)が、すれ違いざまに、ただの知り合い以上の笑顔を一瞬交し合ったのを見て、直感してしまい、まさかそんな関係とは知らずに冷やかし半分に後で川辺先生にそのことを言ったら、血相を変えて、何でそんなことを知っているのかと、驚かれてしまいました。
川辺先生のお父さんは何年か前に筋ジストロフィー症を発病したらしく、あの病気は遺伝性のもので、子供を作ることにためらいがあり、結婚を躊躇する理由の一つらしいです。その他、いろいろありますが、複雑すぎることを書いても限りがないので。
仕事をするようになってから、何か女性観が変わったような気がします。ひょっとしたら一層変わっていくような気もします。
それ以外でも生き方にかなり川辺先生に影響されています。すごく自由で積極的でバリバリ仕事をして。そんな人を見ていると、今日、木津中に来た書写の若い女の子なんかが、確かに可愛いけど、何か物足りなく思えてきます。
この前、川辺先生と二人で酒を飲みに行って(本当は彼女は“福井君にせがまれてイヤイヤおもりをしにいく”という感じだったのですが)、初めて分かったのですが、ギンギンの右だと思っていたのですが(彼女の父親は検察官なので)、本当はギンギンの左とのことでびっくりしてしまいました。それでも彼女は、臨教審反対のビラや知事選のポスターやビラ配りには、木津中の共産党組合一色の中で、一人、「私はやりません」という主張を貫いています。
今日、相楽郡の小中学校の組合青年部の統括総会がありましたが、青年部のほとんど一番の偉いさんの中村書記長が、最後のスピーチで、反核平和・民主府政府を訴えていました。全員が大きくうなずくところで、何故がニヤケて仕方ありませんでした。ともあれ、前に私は選挙・政治関係は一切行動を共にしませんと公言してから、良くも悪くも一目おかれています。ざまあみろという感じです。
まだまだ外は寒く、野原に寝っ転がる気がしません。春がまったく待ち遠しいです。今年の夏は絶対に沖縄に行きます
2月25日
今日初めて、私は今日は仕事はしませんという年休をとって、信楽に自転車で来ています。山の中の町なので、所々に雪が残っていますが、天気がよくてラッキーでした。町中焼き物だらけで、周りは山でなかなかいい所です。
さっき入った喫茶店の女の人、グラマーで夜の雰囲気があって服のセンスが良くて甘いいい匂いがしてよかったです。
今、神社の境内でこれを書いていますが、すごく静かで木津中学校では今日もまた何百人もの生徒がウジャウジャとしていることを思うと、天国のようです。天気もいいし。
この前、寝る前に枕元でナイフを見ながら、あれやこれやと考えているうちに、酒の酔いも手伝って眠ってしまい、朝、起きると布団やパジャマが血のりでべっとりになっていました。寝ているうちに指をザックリ切ってしまったようです。あんなに出血したのは初めてで、布団から滴り落ちた血がカーペットに池のように溜まっていました。
学校から帰ってカーペットの血の跡を見ると、ぜんぜん固まらずに溜まっていました。上等のナイフを買って、最初に切ったのが眠っている間とはいえ、自分の指というのはシャレになりません。
3年生はそろそろ卒業ですが、3年生のそれなりに美人で色っぽい子に話しかけられたりすると、やたらと女を感じてしまい、困ってしまいます。
もう少し、町をぶらついて帰ります。