お父さん、ガメラシリーズのDVD借りれるかな?
先日、突然息子がガメラを観たいと言ってきました。
息子がガメラに興味
確か、TSUTAYAのゴジラシリーズの横に並んでいたんじゃないかな。でもなんでガメラ知ってるの?
You Tubeで観た。回転しながら空を飛んだり、火球を吐いたりしてたから、面白そうって思ったんだけど
早速、いつも利用しているTSUTAYAへGo。ゴジラシリーズに比べると数は少ないものの、数本のガメラシリーズがありました。その中から息子が「とりあえず、今日はこれだけでいいや」と選んだのが『ガメラ対バルゴン』と『ガメラ対ギャオス』の2本。それぞれ1966年、1967年の公開です。
初めに観たのが『ガメラ対ギャオス』。
と、巻頭の映画会社のロゴが現れたところで、息子がポツリ。
あれ? ガメラは東宝じゃなくて、大映っていうところが作ったのか
そうそう、ゴジラとガメラは映画会社がちがうんだよ
だからゴジラ対ガメラってないの?
そういうこと
前に、ゴジラを観ていた時、エンドロールに沢山の人の名前が出てるくのを見て、「これ、映画に出てくる人の名前?」と息子が聞くので「映画に出てくる人以外にも、例えば撮影した人とか、衣装を作った人とか、映画に関わった人たち全員の名前だよ。通行人とか、逃げ回る人とかまではないけどね」と話したことがありました。
映画の制作や映画会社にも興味を持ってきたのかもしれません。
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を観たときは、映画の中で出てくる怪獣を調査・研究するモナークという組織に入りたい、と言ったこともありました。子どもの夢はどんどん変わりますから。いろんな方面に興味はあった方がいい。
私が子どもの頃、1960年代後半から70年代前半にかけ、ゴジラと並んで人気のあった怪獣がガメラでした。むしろ、子どもにとっては得たいの知れない姿をしたゴジラよりも、一目でカメ由来と分かるガメラの方が親しみやすかったと思います。
私の頭の中で、一番印象に残っているガメラ映画といえば『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』です。単純に言えば、地球を侵略しようとするバイラス星人とガメラが戦うという内容。
最後の戦いの場面では、ガメラがバイラスの足をつかんで、ちょうどジェットスキーのように海面を滑走するのですが、バイラスの尖った頭が砂の浅瀬に突き刺さると、その反動でガメラはもんどりを打ってすっ飛び、岩場に仰向け落下。そこへバイラスが飛んで来て、頭をガメラのお腹にグサリと突き刺すのです。それからさらに2度、3度突き刺すたびに、ガメラの首や手足がビクビクッと突き出るというシーンは、今でもはっきりと覚えています。
「ガメラ・・・、終わったかぁ」
と思いきや、ガメラはお腹にバイラスが突き刺さったまま、手足の孔からジェット噴射して空高くグングン昇っていきます。すると、高度が上がって気温が下がるにつれ、バイラスは徐々に凍って、ついに息絶えてしまうのでした。
宇宙怪獣にも関わらず、低温に弱いとは。バイラス、体弱っ。
お腹を何度も突き刺されたにも関わらず、敵怪獣がお腹に刺さったまま空高く飛んでしまうとは。ガメラ、お腹どうなってんの。
ところで、『ガメラ対ギャオス』『ガメラ対バルゴン』を観終わった息子の感想はというと、「なんか、怪獣の動きにキレがないね」でした。
最近のCGやモーションキャプチャーを駆使した映画を見慣れた目には、そう映るのも仕方ありません。
できれば、名作といわれているガメラの“平成三部作”を見せてあげたいのですが、あいにく近くのTSUTAYAにはありませんでした。
「息子よ、ガメラはこんなもんじゃないぞ」と思いながらウインナーガメラを作りました。
ガメラウインナーを作ってみた
材料
- 胴体・頭 → ウインナー
- 甲羅 → 竹輪
- 手足・尻尾・牙 → ニンジン
- 目 → スライスチーズ
- 瞳 → 海苔
作り方
ポイントは前回のアンギラスと同じく、甲羅に竹輪を使ったこと。そのままだとただのカメになってしまうので、下あごの大きな牙をニンジンで作りました。
もう少し体を平たくすれば、もっとガメラらしく見えたのかなぁ。
息子が「ああー、牙があるから一応ガメラだね」と認めてくれたので、一応ガメラにしておきます。
道具・パーツの作り方・組み立て方についてはこちら。