ここ数カ月、息子がすっかりゴジラにはまっております。
息子がゴジラにはまってしまいました
きっかけはよく分かりませんが、おそらくYuoTubeでゴジラ関係の動画を見たのでしょう。もともとは私のコレクションだったゴジラのフィギュアを持ち出してきて、ゴジラの咆哮を真似ながら遊びはじめたのです。
それならばと近くのTSUTAYAへ連れていき、ゴジラシリーズのDVDを借りて見せたら、もう止まりません。その日以来、ほぼ毎日ゴジラのDVDを見ているのです。
そのTSUTAYAには、ゴジラシリーズの全てがそろっているわけではありません。確か15作品くらいでしょうか。第1作と第2作の他、日本の「シン・ゴジラ」、ハリウッド映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」まで、人気のある作品は置いてあります。1日1枚観ると2週間ちょっとで、見終わることになります。しかし、1回観ただけで満足する息子ではありません。ここ数カ月、その15作品くらいのDVDを繰り返し繰り返し観ているのですから。
もうこうなったらとことんゴジラ漬けにしてしまえ、ということで、『決定版 全ゴジラ 完全超百科』という本を買ってあげたら、もう大変。ご飯も大好きなお風呂もそっちのけで、読みふけっているのです。
そんなに好きならと、シン・ゴジラとキングギドラのフィギュアを買ってきたら、もう目をうるうるさせて喜んでいるのでした。
私もゴジラは結構好きで、ほとんどのゴジラ映画は見ており、ゴジラについてもいろいろ知っているつもりで息子にも話してきたのですが、この数カ月の間にその立場は全く逆転してしまいました。息子はゴジラシリーズのタイトルとその公開年、登場する怪獣の名前、ストーリーの概要をほぼ覚えてしまったのです。
私も一緒にDVDを観ているのですが、これまで知らなかった新しい発見もありました。
例えば、第1作目の「ゴジラ」は1954年に公開されましたが、この映画には、後のゴジラシリーズに度々登場する宝田明が出演しているということ。
1974年に公開された「ゴジラ対メカゴジラ」は沖縄が舞台になっており、沖縄の守り神「キングシーサー」が万座岬(毛?)から目覚め、ゴジラとともにメカゴジラと戦うという内容だったとは・・・、知りませんでした。
第1作目の「ゴジラ」はモノクロ映画で、画質もかなり悪いのですが、息子は全く気にならないようです。「どこが面白いの?」と聞くと、「オキシジェン・デストロイヤーを芹沢博士が海の中に運んで、ゴジラを倒すところ。あ、そういえばキング・オブ・モンスターズでは、同じ名前の芹沢博士が、海底で死にそうになっているゴジラを回復させるために核ミサイルを持っていって爆発させるんだよね。どっちの芹沢博士も死んじゃうんだよ」
うーむ、そんなところまで目をつけておったのか。油断できんわい。
最近の鼻歌はもちろんゴジラーのテーマ曲。ゴジラの咆哮を真似た息子の寝言を聞いたときには、「この子、大丈夫か・・・」と思いました。
もう息子の脳内には「ゴジラ野」という領域が形成されているに違いありません。
ゴジラウインナーを作ってみた
私は決意しました。私が息子に勝てるのは、ウインナーでゴジラを作ることしかない、と。
ウインナーという限られた素材、制約があるからこそ、作り甲斐もわいてきます。
フィギュアやネットの画像を見ながら、こんなスケッチを描いてみました。
スケッチが描ければ、大抵のものは作ることができます。
材料
- 頭と胴体 → ウインナー
- 手、足、背びれ、尻尾 → ニンジン
- 目 → スライスチーズ
- 瞳 → 海苔
作り方
ポイントは、太い足をどのようにしてウインナーに取り付けるかというところ。昆虫や動物の足は、ウインナーに切り込みを入れて、ニンジンで作った足を直接挿しこむのですが、ゴジラの太い足では挿そうにも挿せません。そこで両足と胴体を1本のパスタ麺で横に貫通させるという方法をとりました。背びれは写真では1列しか見えませんが、3列にしてゴジラっぽく見えるようにしています。
どうだ、息子よ。これが「キング・オブ・キャラウインナーズ」だ。ギャオオオオ~ッ!!
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