【キャラ弁ウインナー】キングコング ゴジラとの決着はついたのか?

ウインナーで作ったコングの写真 怪獣
キングコング

息子が初めて映画館で観た映画が2021年夏に公開されたハリウッド映画「ゴジラVSコング」です。

小学5年で映画館デビューというのは、かなり遅い方ですね。

当初「ゴジラVSコング」は2020年の11月に公開される予定だったのですが、 新型コロナの影響で確か2回ほど延期されていました。

ようやく公開されても、新型コロナの感染拡大が依然として続いていたので、息子と映画館に行ったのは最終日の1日前。幸い、席は2割ほどしか埋まっていませんでした。

初めて観る映画館のスクリーンに息子の目は釘付け状態。ゴジラとコングのバトル・シーンでは、ポップコーンを食べるのも止めて、食い入るように観ておりました。

観終わった後、息子に感想を訊くと、

「コングが主役みたいだった」という答え。

帰りの車の中では、吹き替え版の最後に流れたロックバンド「MAN WITH A MISSION」の「INTO THE DEEP」を早速口ずさんでおりました。

コング(キングコング)とは

1933年に公開されたアメリカ映画「キングコング」の主人公の類人猿で、単にコングとも呼ばれます。映画はストップモーションと特殊撮影で制作され、大ヒットしました。その後も続編やリメイク版の映画がつくられています。

そんな昔からいたんだぁ。日本では昭和8年ですよ。私の父が生まれた翌年ですよ。ひぇー、父と同世代なんだぁ。

巨大怪獣、怪獣ではありませんね、巨大生物か、の映画はゴジラが世界初と私は思っていたのですが、コングの方が大先輩なんですね。ゴジラは1954年(昭和29)に第1作が公開されてますので、コングは21歳も年上ということですわ。

そのゴジラ映画にもコングは登場します。1962年に公開されたシリーズ第3作「キングコング対ゴジラ」です。

実は当初、アメリカで「キングコング対フランケンシュタイン」として企画されたのですが、資金調達が出来ず、回り回って東宝に売り込まれ、東宝側は「キングコングと怪獣を闘わせるなら相手はゴジラしかないだろう」として、これを契約し、 「 キングコング対ゴジラ」が生まれたと。日本国内はもとよりアメリカでも大ヒットしたそうです。

ゴジラ映画としては第3作目。私は息子と一緒にDVDで初めて観ました。一応、前作『ゴジラの逆襲』の続編となっています。そしてゴジラ映画としては初のカラー作品。

タイトルでキングコングが先にきているのは、ゲストとしての配慮からでしょうか。ラストでは、コングとゴジラが組み合いながら崖から海へ転落するのですが、海上に姿を現すのはコングだけ。ゴジラは海中に潜って姿を消したんでしょうねぇ、たぶん。

ゴジラもコングも日本とアメリカの人気キャラクターですから、はっきりと勝敗をつけるというのは難しかったんでしょうなぁ。

2021版の「ゴジラVSコング」もそうです。予告編では“地球最大の究極対決” “最強はどっちだ”などというキャッチコピーがありましたが、最後は「ああ、そうなるわけね」というようなエンディング。勝負がついたといえば、いえるし。

「ゴジラVSコング」で思い出したのが、私が高校生の頃にテレビで観た日本のプロレスラーのアントニオ猪木とアメリカのプロボクシング・世界ヘビー級チャンピオンだったモハメッド・アリの「格闘技世界一決定戦」です。試合前に、当時の高校の担任の先生が「絶対に引き分けになるから」と言っていたのですが、その言葉通り、3分15ラウンド戦って時間切れ引き分けとなったのです。

高校生だった私は、試合後「先生すげぇなあ」と感心したのですが、今から思うと、エンターテイメントの世界では、“大人の事情”というか“会社の事情”が優先されるんでしょうなあ。先生はそれが分かっていたんですなあ。

話を戻しますが、「ゴジラVSコング」の続編が作られるかもしれないという情報もあるようです。タイトルは「Son of Kong」とかいう話もあるらしい。ん? 確か最初の「キングコング」(1933年)の続編が 「Son of Kong」 というタイトルだったはず。日本語タイトルは「コングの復讐」でしたが。コングの息子が出てくるのかな。

ゴジラにもミニラやらリトルやらジュニアやら、一応息子的な怪獣がいるので、親子2代にわたる戦いにになるのでしょうか。

コングウインナーを作ってみた

ウインナーで作ったコングの写真
目の上の海苔は眉毛ではありません。専門用語でいう眼窩上隆起を表現したつもり。

材料

  • 胴体、顔 → ウインナー
  • 手、足、耳、牙、オノ → ニンジン
  • 目、鼻の穴 → 黒ゴマ
  • 眼窩上隆起 → 海苔

作り方

右手に持ったオノ(歯ブラシではありません)がポイント。「ゴジラVSコング 」では、コングがゴジラの背びれで作ったオノを振り回していましたからね。

手とオノは一体化して作ったのではなく、手に穴を開けてオノの柄を差し込んでいるだけです。

オノがなければ、ただのゴリラだわな。

以前作ったゴジラウインナーと並べれば「ゴジラVSコング」のウインナー版となるわけですが、いずれも息子が食べてしまってますので、ここで改めて共演というわけにはいきませんでした。

道具・パーツの作り方・組み立て方についてはこちら。