これまで紹介してきたキャラウインナーは、結構マニアックなものが多かったので、今回は簡単で可愛い、小さなお子さんにも喜ばれるキャラウインナーをご紹介いたします。
未だに人気の高いムーミン
ご覧のとおり、ムーミンに出てくるニョロニョロですね。これも結構マニアックかぁ?ムーミンを知らない方にとっては、「何だこりゃ?」かもしれませんが。
私もムーミンについてはあまり詳しくありません。というか、子どもの頃はムーミンのことを「カバ」だとばかり思っておりました。
調べてみると、驚きました。ムーミンの公式サイトがあるではありませんか。
それによるとムーミンとは、フィンランドの児童文学作家トーベ・ヤンソンの小説や絵本の「ムーミン・シリーズ」に登場する空想上の生き物の種族の名前であるとともに、主人公の名前である「ムーミントロール」の略称、または愛称とされています。
決してカバではありません。
今年(2020年)はムーミン75周年だそうです。75年前といえば1945年、第二次世界大戦が終わった年にあたります。戦後の混乱の中で、ひっそりとムーミンは生まれていたわけですね。
それから、8月9日がムーミンの日になっていることも初めて知りました。2005年日本で、ムーミン60周年を機に、作者トーベ・ヤンソンの誕生日8月9日をムーミンの日と定めたそうです。
さらに、2019年には埼玉県飯能市に「ムーミンバレーパーク」というテーマパークもオープンしているではありませんか。
てっきり昔のキャラクターと思っていましたが、テレビでもNHKのBS4Kで今まさに放送中ということで、いやいや、未だにムーミンの人気は続いているんですね。
ニョロニョロとは
今回作ったのはムーンではなくて、ニョロニョロでした。
先の公式ページのキャラクター紹介によると、ニョロニョロは「夏祭りの前の晩に種を蒔くと、地面から生えてくる」そうです。
「種ということは植物か?」
「植物に目があるのはおかしいではないか!」
と変な言いがかりをつけるのはやめましょう。ファンタジーの中の生き物なんですから。
特徴として「その体は電気を帯びていて、特に生まれたばかりのニョロニョロや雷のときのニョロニョロはとても危険。雷の電気エネルギーを体に蓄え、たっぷりと帯電したニョロニョロはちらちらと光り、近くに寄ると触らなくてもビリビリするほど」らしいです。
「電気ウナギか?」
違うってば。
公式ホームページによると、「ニョロニョロ」は日本のみでの呼び名で、スウェーデン語の原著での名前は「hattifnatt(ハティフナット)」、フィンランド語名は「hattivatti(ハッティーヴァッティ)」、英語名は「hattifattener(ハティファッター)」というそうです。
あれ? フィンランド語の「ハッティーヴァッティ」って、このブログのタイトル「がっぱいひっぱい」と似たような語感ですね。
ニョロニョロウインナーを作ってみた
材料
- 胴体・頭 → ウインナー
- 手 → ニンジン(黄人参)
- 目 → スライスチーズ
- 瞳 → 海苔
作り方
作形のポイントは特にありません。ニンジン、スライスチーズ、海苔を手、目、瞳の形に切り抜いて、ウインナーに挿し込んだり、くっつけたりするだけ。
単体よりも、2、3本の複数にした方が、ニョロニョロらしいかもしれません。
ニョロニョロウインナーは電気エネルギーは蓄えていませんので、食べても安全です。
道具・パーツの作り方・組み立て方についてはこちら。