今回のキャラはちょっとヤバイです。
そもそも作った本人が一番嫌いな生き物なんですから。
ムカデ侵入事件
人から嫌われている生き物の双璧といえばムカデとゴキブリではないでしょうか。これにクモが加わると三大嫌われ生物となります。少なくとも日本では。
とりあえずクモはおいといて、ムカデとゴキブリのどっちが好きかという究極の選択で、私はゴキブリと即答することができます。
ゴキブリはあくまでも昆虫。姿もちょっと平たいカブトムシのメスみたいだし。
ただ、チョロチョロ動く触覚と、素早くて予測のできない動きで、「何されるかわからない」ため、多くの人が「怖い」もしくは「気持ち悪い」と思ってしまうのでしょう。
沖縄に生息するワモンゴキブリなんか、「ああっ、ゴキブリだぁ!このー!」と新聞紙を丸めて叩き潰そうとして追い詰めると、いきなり飛んで向かってくることがありますから。気の弱い人だったら気を失ってしまう危険があります。
でも私は虫系はなんともないので平気です。
一方、ムカデが一番嫌いな生き物になってしまったのは、ある事件があったからなのです。
今から20数年前の夏の蒸し暑い夜のことです。エアコンが苦手な私は、Tシャツにパンツという姿で寝ていました。
真夜中過ぎ、右太ももの裏にモゾモゾするような感覚で目が覚めました。そのモゾモゾした感覚はゆっくりと股間の方へ近づいてきます。
(なんかヤバイかも!)
直観的に飛び起きて、灯りをつけてみると、なんと10cmほどのムカデがパンツの股間のところにしがみついているではありませんか。反射的に右手をあげて叩き潰そうとしたのですが、場所が場所だけに叩くこともはたくこともできません。
とっさにパンツを脱いでムカデが出てこれないように丸めると、台所に走ってビニール袋に入れて口を堅く結び、さらに念を入れてガムテープでぐるぐる巻きにして冷凍庫の中に放り込みました。
「ヤバかったぁ・・・」
ふと我に返ると、Tシャツしか身につけていないことに気づきました。
「おいおい、自分がヤバイだろ、この格好・・・」
幸い、当時は独身の一人暮らしだったので、誰にも姿を見られませんでしたが。
もしあの時、パンツの中に入りこまれて噛まれていたらどうなったことでしょう。病院には恥ずかしくて行けませんから。
もしかしたら、その後、息子も生まれて来なかった可能性もありますから。
そういうわけで、あの事件以来、私はムカデが一番嫌いな生き物になってしまったのです。
ムカデ竹輪制作秘話
では、一番嫌いな生き物であるはずのムカデをなぜ作ってしまったのか。
それは、息子の学校の弁当の日の前日、ウインナーを買い忘れてしまったからです。
予定では「ニワトリ」を作るつもりだったのですが・・・。
せっかく毎回キャラウインナーを作ってきたのに、途切れるのは悔しいなあ、と冷蔵庫の中を見て、考えること30秒。「ピー、ピー、ピー」と冷蔵庫が扉を早く閉めなさいと警告しだした次の瞬間、またしても助けてくれたのが「竹輪」でした。
アンギラスの装甲、ガメラやウミガメの甲羅として活躍した竹輪で思いついたのが、なんとムカデだったのです。
よりによって一番嫌いな生き物を思いつくとは。しかも、息子が弁当箱の蓋を開けた時に女の子に見られたらヤバイでしょ。
映画「ムカデ人間」は超ヤバイ
ヤバイで思いだしましたが、“映画史上もっともヤバイ映画”と言われた映画、ご存知ですか?
それは、2011年に公開された「ムカデ人間」です。ちょっと、じゃなくてかなり危ない博士が人間を3人くっつけてしまうというお話。くっつけるといっても横ではなくて、縦ですからね。つまり入り口と出口をくっつけてしまうんですからね。
まじヤバイですからね。
さらに2012年の「ムカデ人間2」では人間を12人くっつけ、さらにさらに2015年の「ムカデ人間3」では人間を500人くっつけちゃってますからね。もちろん直列に。
これ以上内容を紹介すると、私も気持ち悪くなるので書きません。
YouTubeに三本の予告編があるので、興味ある方はどうぞ。
断っておきますが、1作目がR15指定、2作目と3作目はR18指定となってますから、気を付けてください。そもそもレンタルDVDであるのかなぁ。
実は私は観てません
1万円あげるからといわれても観たくありません
10万円あげるからといわれても、・・・観たくないけど観るかもしれません。
今回は文章もヤバイ内容になってしまってすみません。
ムカデ竹輪を作ってみた
ムカデウインナー、じゃなかった今回はムカデ竹輪ですね。気持ち悪いと思いますが、いちおう材料とポイントを紹介しておきます。
材料
- 胴体 → 竹輪
- 足・触覚 → ニンジン
- 目 → スライスチーズ
- 瞳 → 海苔
作り方
縦半分に切った竹輪にニンジンで作った足と触覚を刺していまきす。ポイントは、リアルに作るとそれこそヤバイので、目を可愛くしてみました。
息子も「ヤバイよこれ」と言いながら、完食したようです。
道具・パーツの作り方・組み立て方についてはこちら。