息子は、たまたまYouTubeからウルトラマンシリーズにはまってしまいましたが、世間でもどうやらウルトラマン・ブームになっているようです。
ウルトラマン・ブーム再来?
久しぶりに本屋をブラブラした時のこと。雑誌コーナーで『ウルトラ&特撮PERFECT MOOK』という雑誌を見つけました。表紙はウルトラマン80(エイティ)の写真。
「なんで今頃ウルトラマン80の特集?」と思いながら、よく見てみるとVol.21となっています。
「えーっ! ということはこれまで20冊もこの雑誌が出てるってこと!?」
これはえらいこっちゃ。コロナ禍といえ、毎月少なくとも1回は本屋へいっているのに、20回も見過ごしてしまうとは。きっとウルトラマンやウルトラセブンの特集はとっくの昔に終わっているにちがいない。
ウルトラマン80には余り興味がないので、その号は買わずにとっとと家に帰ってググってみると、件のムック、去年(2020年)の7月にVol.1が出ていることが分かりました。
さらにその一年前の2019年7月にはVol.0が出ています。実はVol.0は「ウルトラ&円谷プロ特撮総選挙」となっており、「近々、ウルトラシリーズのムックを出すことになったので、ついてはウルトラシリーズの中で一番すきなものを選んで投票してね」と、読者に人気投票をさせて集計し、一年後から投票数の多い順に発刊するということになっていたのです。
もちろん、これも全く見逃しておりましたわい。
で、投票の結果はというと、3位がウルトラマンティガ、2位がウルトラマン、栄えある1位はウルトラセブン!となったのでした。
4位から7位の顔ぶれをみると、4位/帰ってきたウルトラマン、5位/ウルトラマンメビウス、6位/ウルトラQ、7位/怪奇大作戦となっておりますから、投票者の年齢層は私と同年代(60歳前後)が多かったのではないでしょうか。つまり、ウルトラシリーズの第1作である「ウルトラQ」(1966年)からテレビでリアルタイムで観た世代ですね。
『ウルトラ&特撮PERFECT MOOK』は毎月10日、25日頃発行されており、Vol.40まで続くそうです。5月10日にVol.21が出ていますから、あと19巻あるわけですね。うーむ、買いたいけど、今からだと中途半場になるから、やっぱり買いません。
ウルトラマンといえば、一昨年(2019年)の夏ごろでしたか、映画「シン・ウルトラマン」の制作が決まったというニュースが流れました。「シン・ゴジラ」と同じ、庵野秀明(企画・脚本)・樋口真嗣(監督)コンビが手掛けるということで、息子ともども期待しておりました。
ところが、当初2021年夏公開予定だったのですが、新型コロナ感染拡大で撮影スケジュールに影響が出たということで、今年(2021年)3月、公開時期を延期すると発表されたのです。
うーむ、ウルトラマンも新型コロナには勝てなかったか。相手はウイルスですからね。
そういえば、たしかバルタン星人はバクテリアサイズまで小さくなることが出来たはずなので、バルタン星人にお願いして新型コロナウイルスをやっつけることはできるのでは!? いやいや、ウイルスはバクテリアの100分の1~1000分の1くらいの大きさしかないから、ちょっと無理か。そもそも人間の体の中で赤色凍結光線とか白色破壊光弾とかぶっ放されたら、人間もぶっ飛びますわい。
須賀川市はウルトラマンで町おこし
ついでに、ウルトラマンについて調べてみたら、福島県の須賀川市が「M78星雲 光の国」と姉妹都市提携を結んでいるということがわかりました。
ウルトラマンの生みの親である円谷英二監督が、須賀川市の出身ということで、平成25年5月5日にウルトラマンの古里である「M78星雲 光の国」と姉妹都市になったということらしいです。
ウルトラマンが地球を守る、じゃなくてウルトラマンで地域を活性化しよう、というわけですな。
プロモーションビデオを観ると、締結式にはウルトラの父、ウルトラマン、ウルトラセブンが招かれています。
須賀川市、ガチで取り組んでおられます。
ウルトラマンボーイが須賀川市を訪れるという内容の動画もあります。
案内人はガラモン、じゃなくてピグモン。
ガラモンだと街が破壊されてしまいますね。
ホヤのお化けでもありませんよ。
ちなみにピグモンは、テレビの「ウルトラマン」の中では人間に友好的な怪獣として2回登場します。ところが2回とも人間を助けようとしているときに、敵怪獣に岩をぶつけられたり、叩きつぶされたりして命を落としてしまうんですから。
特に叩きつぶされた時は、私、当時テレビの前で思わず「ああーっ!」と叫んでしまいましたから。
ハエかゴキブリみたいに、「ビタンッ」って敵怪獣が手で叩き潰すんですから。
切ない思い出です。
でもピグモン、須賀川市の案内人として復活できたんですね。よかったよかった。
ピグモンとガラモンの見分け方
昔から話題になっていたのですが、ガラモンとピグモンの違いって分かりますか? っていうか、ガラモン知ってる人って、還暦前後の世代か、ウルトラマン・シリーズのコアなファンくらいじゃないですかね。
ま、いいや。話を進めます。
私が子どもの頃はビデオで録画して見比べる、ということが出来ませんから、単に大きさが違うだけだろうと思っていましたが、ガラモンのスーツを若干改良して作ったのがピグモンだそうです。
今はYouTubeで見比べる、ということが出来ますから、さっそく観てみましたが、どこを若干改良したのかよく分かりません。
ホヤのようなヒダヒダの形が若干違うようにも見えますし、まつげの長さが若干違うようにも見えますし、若干の改良ですから、そのくらいのものなのではないでしょうか。
なので、一応ピグモンウインナーを作ってみましたが、ガラモンウイナーといっても差しさわりはありません。
ピグモンウインナーを作ってみた
材料
- 頭・胴体 → ウインナー
- 手・足・ホヤみたいなビラビラ → ニンジン
- 目・口 → スライスチーズ
- 瞳 → 海苔
- 鼻の穴 → 黒ゴマ
作り方
実物ではホヤみたいなビラビラは側面から背面にかけてびっしりあるのですが、適当な素材がなかなか思い浮かばず、ここでは厚さ1mmほどにスライスしたニンジンを使いました。内側をウインナーより少し小さくU字形に切り抜き、ウイナーの側面から頭にかけて深さ1mmほどの切り込みを入れ、ニンジンを差し込んでいます。
なので、正面から見たときだけ、ピグモン。横や後ろから見たら、得たいの知れない化け物です。
若干の改良を加えれば、髪の毛が異常に伸びてしまった怖い顔の「オバケのQ太郎」に作り替えることもできます。
ますます分からなくなってしまいますわい。
道具・パーツの作り方・組み立て方についてはこちら。